アブストラクト(10巻11号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 人工心肺の研究特に血液および組織のポーラログラフによる観察を中心として
Subtitle :
Authors : 緒方昭逸, 杉江三郎
Authors(kana) :
Organization : 東京医科大学外科教室
Journal : 日本胸部外科學會雜誌
Volume : 10
Number : 11
Page : 387-403
Year/Month : 1962 / 10
Article : 報告
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 「第I章 緒言ならびに文献的考察」近代外科領域の分野において心臓外科の発展はめざましいものがある. とくに人工心肺についてはその安全性が高まると共に適応範囲が拡大し, 多くの心疾患が外科的治療の対称になりつゝある. 1937年Gibbon1)が人工心肺に着想し, 1953年にいたり始めて臨床例に成功した. 1956年本邦においても曲直部ら, 2)の臨床における成功以来数多くの成功例がえられているが, 欧米においてもいわゆるperfusion syndromeといわれる人工心肺を使用したこと自体の障害に起因する死亡が報告されている. 人工心肺装置に関しては漸次改良が加えられ現在人工心肺として, Dewall3), Lillehei4)らの考案によるMetal Finger型ポンプ, およびそのModification, Gibbon5), Gross6)らをはじめ広く用いられているDe Bakey型ポンプ, Dale Schuster型7)ポンプならびにそのModificationがある.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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