アブストラクト(10巻11号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : ギボン型人工心肺による体外循環時の主要臓器の病理組織学的変化について
Subtitle :
Authors : 高橋正二郎, 桂重次
Authors(kana) :
Organization : 東北大学医学部桂外科教室
Journal : 日本胸部外科學會雜誌
Volume : 10
Number : 11
Page : 444-458
Year/Month : 1962 / 10
Article : 報告
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 「第I章 緒言」人工心肺による体外循環の研究はGibbon(1937)1)が着手して以来, 多数の研究者により推し進められて来た. 今世紀後半に入り臨床にも応用される様になり, Dennis(1951)2)がLutembacher's Syndromeに初めて応用し, 次いでDogliotti(1952), 7)Gibbon(1952)も臨床に用いたが何れも失敗した. 臨床成功の第1例はGibbon(1953)8)の心室中隔欠損手術例であり, それ以後, Kirklin14), Lillehei15), Kay16), 等続々と成功例の報告を見. 斯界進歩の緒となつている. さて我国の人工心肺の現況について見ると戸田(1951)20)21)の研究着手以来. 井上27), 木本26), 榊原29), 曲直部28)等数多の研究報告を見. 曲直部(1956)28)のフアロー氏四徴候根治手術成功を契機として人工心肺による心手術の臨床例も最近数年は著しく増加した.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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