アブストラクト(11巻11号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 人工大動脈弁の実験的研究
Subtitle :
Authors : 佐々木惇, 小平正
Authors(kana) :
Organization : 東邦大学医学部第1外科
Journal : 日本胸部外科学會雑誌
Volume : 11
Number : 11
Page : 824-842
Year/Month : 1963 / 10
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 「第I章 緒言」人工心肺と低体温麻酔の発達は心臓外科の各領域に大きな発展をもたらしている. 大動脈瓣疾患に対する外科的療法も十数年前より諸外国において1)2)3)報告され始めたが, 初期において最も効果的であつた外科療法として, また, 人工瓣として注目されるのは, 1951年Hufnagel4)5)によつて発表されたBall-Valveである. この瓣は胸部下行大動脈に移植され, 約75%の血行を改善し, 心臓の負担を軽減するのに有効であつた. 1954年までに臨床例21例中, 17例に理学的, 症候的に改善が認められたことを報告し6), その後かなり広く使用されるに至つた. 7)8)9)10)11)時を同じくして, 下行大動脈への, 12)~18)Autoplantatoin. Homotransplantation19)24)および, 種々の人工瓣移植等の実験的25)~26), 臨床的研究も多く報告されているが, 特に目立つものは認められない.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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