アブストラクト(12巻4号:日本胸部外科学会雑誌)
Title : | 拍動流による体外循環の研究 とくに循環動態について |
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Subtitle : | |
Authors : | 橋詰定明, 中山恒明 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 千葉大学医学部第2外科教室 |
Journal : | 日本胸部外科学会雑誌 |
Volume : | 12 |
Number : | 4 |
Page : | 227-249 |
Year/Month : | 1964 / 4 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 日本胸部外科学会 |
Abstract : | 「第1章 緒言」循環機能を人工的な装置によつて代行しようとする試みが実際にはじめられてから, まだ半世紀を経ていない. しかし循環機序の一部, なかでも心肺機能を代行しようとする生理学的ならびに臨床的研究は, この分野に於ける開拓者達の輝かしい努力によつて, 困難な制約にもかかわらず, 心臓手術という強い臨床上の要求にささえられて急速な進歩をとげた. 今日使用される幾種類かの臨床用入工心肺装置をみると, 体外循環の形式はこれらの装置によつて, ともかく完成の域に達したかに思われるが, 一方これを受け入れる生体側の影響については, 諸家の報告ならびに経験によるごとく, 解明せられていない点が甚だ多い. 体外循環を行う際には, 生体の血流はその動脈ポンプによつて支配される. 高等動物の循環機能を生物一般の代謝機能が高度に分化した形であると考えるならば, 肺のガス交換作用, 組織に於ける代謝, 代謝産物を運ぶ血液成分, 更に心および. 血管系による循環作用に大別することが出来る. |
Practice : | 臨床医学:外科系 |
Keywords : |