アブストラクト(12巻8号:日本胸部外科学会雑誌)
Title : | 心放射図による心疾患の診断および重症度の判定 |
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Subtitle : | |
Authors : | 野村英雄, 高橋雅俊 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 東京医科大学外科教室 |
Journal : | 日本胸部外科学会雑誌 |
Volume : | 12 |
Number : | 8 |
Page : | 748-764 |
Year/Month : | 1964 / 8 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 日本胸部外科学会 |
Abstract : | 「I 緒言, ならびに文献的考察」近年物理学の進歩に伴う放射性同位元素の開発とともに医学の分野に於いてもラヂオアイソトープ(以下R.I.と略す)の利用は盛になり, 診断方面, あるいは治療方面にも日常広範囲に用いられるようになつて来た. γ線を発する放射性物質を利用するならば体表よりその物質を追跡する事は容易であり, 循環動態の解明には有力な式器である. 臨床的にはPrinzmetal1)が24Naを静注後心臓部にGM管を当て, 記録した心臓部稀釈曲線をRadiocardiogramと名づけたのが最初である. 以後これをもとにて欧米に於いても又我国に於いても多くの研究がなされている. Shipley2)はシンチレイシヨンカウンターを利用して心放射図を作製し, Stewart-Hamilton法で解析して心送血量の算出を試みた. 又Shipleyの試みを展開して心送血量を測定する試みは技術的には詳細にMacIntyre&Pritchard3)4)5)により, 又Huff6)らにより吟味されて来た. |
Practice : | 臨床医学:外科系 |
Keywords : |