| Title ： |
総肺静脈還流異常症の臨床像 |
| Subtitle ： |
症例報告 |
| Authors ： |
大沢幹夫*, 橋本明政*, 乃木道男*, 飯田良直*, 倉重賢三*, 平塚博男*, 三浦勇*, 小柳仁*, 高尾篤良**, 豊田義男**, 三森重和**, 草川三治***, 榊原仟* |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
*東京女子医大心研外科, **東京女子医大心研小児科, ***東京女子医大小児科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
13 |
| Number ： |
3 |
| Page ： |
222-233 |
| Year/Month ： |
1965 / 3 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
「I. はじめに」本来ならば左心房に還流すべき全肺静脈血が, 直接または系統静脈を介して右心房に異常還流し特異な病態を形成している先天性心奇形がある. これは総肺静脈還流異常症(または全肺静脈還流異常症), Total(またはComplete)Anomalous Pulmonary Venous Drainage(またはReturn, Connection), Transposition of the Pulmonary Veins等と呼ばれており, 1868年Friedlowsky1)の報告にはじまり, 1942年Brody2)によつて37例の病理がくわしく記載されている. 以来欧米では多くの剖検・臨床報告が行なわれているが, 臨床的により関心が寄せられるようになつたのは本症のIsolated formが外科的に修復されうることが判り, 事実Brantigan(1947)3), Muller(1951)4)の手術報告が行なわれた以降である. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
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