アブストラクト（13巻4号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 肺胞の微細構造と外科 |
|---|---|
| Subtitle ： | 綜説 |
| Authors ： | 高橋喜久夫, 太田乙治 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 徳島大学医学部第2外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 13 |
| Number ： | 4 |
| Page ： | 235-250 |
| Year/Month ： | 1965 / 4 |
| Article ： | 報告 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 「1. まえがき」肺胞構造に関する観察は古くはReisseisen(1808)に始まるが, Elenz(1864)及びKoelliker(1881)らは肺胞腔は有核上皮細胞(nucleated epithelial cell)と大型無核板(large non-nucleated plaque)により連続性に覆われているとした. 此の説は小川(1917, 1920), 真島(1920), Macklin(1936), Miller(1932, 1947)らにより支持されたが, Loosli(1938)らは大型無核板を否定している. これらの歴史的老察は赤崎1)の報告に詳しい. 肺胞の電子顕微鏡(以下電顕と略す)による観察はLow2)(1952)が始めて報告している. 彼は有核の上皮細胞(pulmonary epithelium)の延長により肺胞壁は完全に覆われており, 無核板は認められなかつたとしている. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
