アブストラクト（13巻4号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 静脈移植の研究-特に胸部下大静脈遮断及び大静脈に対する長い移植の研究- |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 田原信一, 杉江三郎 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 北海道大学医学部第2外科学教室 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 13 |
| Number ： | 4 |
| Page ： | 281-298 |
| Year/Month ： | 1965 / 4 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 「I 緒言」靜脈移植に関する研究は, 今日まで幾多の実験的, 臨床的報告を見るが, 未だ満足すべき成績は得られず未解決の問題が残こされている. 然し, 近年漸く文献的にもその成績の向上が窺われる事は, 靜脈移植が可能である事を示唆するものである. 然も臨床上しばしば種々の原因による靜脈閉塞が経験され, その治療として確実な靜脈移植の確立が強く望まれている. 靜脈移植の実験は, 1906年Carrel6)が先鞭をつけて以来, 先ず適切な材質を見出すために種々の応用が試みられてきた. 自家靜脈, 同種靜脈13)18)24)28), 自家動脈7)30), 同種動脈17)41), 心膜39)40), 胸膜46)等の組織移植片の中では, 自家靜脈片の使用が移植部位によつて可成り良好な成績の得られる事がSchauble43), DeWeese12), Bower4), DeMetz10)等により報告された. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
