アブストラクト(13巻5号:日本胸部外科学会雑誌)
Title : | 胸部上中部食道癌の予後推定に関する新しい試み |
---|---|
Subtitle : | 原著 |
Authors : | 星野邦夫, 中山恒明 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 千葉大学医学部第2外科教室 |
Journal : | 日本胸部外科学会雑誌 |
Volume : | 13 |
Number : | 5 |
Page : | 354-375 |
Year/Month : | 1965 / 5 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 日本胸部外科学会 |
Abstract : | 「緒論」近年エレクトロニクスの急激な発達にともない, 臨床医学にも盛んに電子技術が導入されて診断と治療の面に多大の便宜を与えていることは言をまたないことで, 特に電子計算機の応用によつてぼう大かつ煩雑な資料をまたたくまに整理し, 答として信頼すべき指針が得られることは最大の恩恵の1つと考えられる1)-4). すでにMayo Clinicでは全外来患者に性格心理テストを実施しその結果を電子計算機により分析し実用に供している5)し, わが国でも東大の高橋らがマトリツクス型診断機6)7)を完成して神経疾患, 心疾患等の診断に使用し, また日本医大の木村は心電図判読装置8)9)を作り初心者にでも正確な診断が可能となる道をひらいた. このような技術を, 癌の予後判定という分野に応用したのが本研究である. 古くから癌は不治とされていたが, 最近の医学の進歩により永久治癒例が期待されるようになり, ある程度進行したものでも治療によつてはかなりの延命効果が得られるようになつた10)-12). |
Practice : | 臨床医学:外科系 |
Keywords : |