アブストラクト（13巻5号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 心臓外科における心肺機能に関する臨床的研究 第1編 僧帽弁弁膜症 |
|---|---|
| Subtitle ： | 原著 |
| Authors ： | 林正泰, 砂田輝武 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 岡山大学医学部砂田外科教室 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 13 |
| Number ： | 5 |
| Page ： | 376-390 |
| Year/Month ： | 1965 / 5 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 「第1章 緒言」心臓外科の発展に伴つてその適応範囲は著しく拡大され, 先天性ならびに後天性心疾患の多くが外科的治療の対象となるようになつたが, 手術の適応, 予後の判定などにつてい未だ完全に解明されていない点も多い. とくに心疾患々者の重症度に関する臨床的評價としてもつとも重要なのは心肺機能で, 病態生理学的観点からの研究は多数あるが, 外科的治療の面から本問題について検索した研究は比検的少ない. 外科的治療の対象となる心疾患のうちもつとも多いのは僧帽弁狹窄症で, 本症の手術前後の心肺機能についてはすでにClowes6), Riley7), Blount8), Williams9), 曲直部10), 藤本11), 宮本12)など多数の研究があり13～17), 心肺機能の観点から手術の適応, 予後を判定しようとする試みはあるが, 未だ決定的な意味はない. 著者は僧帽弁弁膜症, とくに僧帽弁狹窄症について各種の心肺機能検査を行い, 2, 3の興味ある知見を得たので報告し, 心疾患々者の手術施行上心肺機能検査の有用かつ重要なことを強調しない. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
