アブストラクト(13巻5号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : Pulse Duplicatorの作製ならびにその応用 第2編 各種大動脈弁口手術々式の検討
Subtitle :
Authors : 奈良幸雄*,**, 永井寅雄*, 和田寿郎**
Authors(kana) :
Organization : *札幌医科大学生理学教室, **札幌医科大学胸部外科学教室
Journal : 日本胸部外科学会雑誌
Volume : 13
Number : 5
Page : 391-407
Year/Month : 1965 / 5
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 「I 緒言」かつて19世紀後半, Billoth1)及びSir Stephan Paget1)は心臓に対する外科治療の試みの不可能とその冒涜性を説き, 加えてCorrigan2)及びWhite3)は大動脈弁疾患自体には何等の救うべき道はないと断言した. しかしながら最近における外科治療の発達, 特に心臓外科におけるそれは低体温法, 人工心肺装置の発達, 普及, 安全性の基盤の上に著るしいものがみられる. そして今や我々はHarken1)の述べた心臓外科における4期の発展段階, 所謂Extracardiac Surgery, Blind intracardiac surgery, Open heart surgeryを経て最後のReplacement Surgeryの渦中に入つているといつて過言ではないと思われる. 心臓弁疾患に対しても手術的修復のほかに部分完全移植置換について過去10数年幾多の研究が進められ, そのいくつかは現在広く臨床実験的応用の段階にある.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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