アブストラクト(14巻2号:日本胸部外科学会雑誌)
Title : | 低体温人為心室細動下心臓内手術に関する研究-臨床例に於ける低体温下人為心室細動の心電図学的研究- |
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Subtitle : | 原著 |
Authors : | 星野俊一, 本多憲児 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 福島県立医科大学本多外科教室 |
Journal : | 日本胸部外科学会雑誌 |
Volume : | 14 |
Number : | 2 |
Page : | 93-113 |
Year/Month : | 1966 / 2 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 日本胸部外科学会 |
Abstract : | 「緒言」直視下心臓手術を行う際, 無血静止視野での心 内操作及び空気栓塞予防の目的のため, 従来各種の任意心動停止法1)が用いられて来た. Glenn& Sewell2), Juvenell3)等及びShumway&Lewis4)は冠灌流下に於いて人為的に心室細動を起さしめ, 人為心室細動下に心内手術を行うことの有利なることを報告した. 本邦に於いては1955年本多5)等が低体温下に於ける人為心室細動下心臓内手術の基礎的研究6)~11)を発表, 爾来数年間基礎的研究を行い, 低体温下に於いても人為心室細動法は安全且簡便なる心動停止法の1つであり, 術後に何らの障害をも残さぬことを報告した12)13). 1960年来我が教室に於いては本多5)等の行つた基礎的研究を基として各種心疾患に対し低体温人為心室細動下心臓内手術の安全にして且つ応用しうる方法であることを数次に亘り学会に於いて報告した14)15)16). |
Practice : | 臨床医学:外科系 |
Keywords : |