アブストラクト(14巻2号:日本胸部外科学会雑誌)
Title : | Outflow tract prosthesisの材質に関する実験的研究 |
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Subtitle : | 原著 |
Authors : | 盛田健郎, 光野孝雄 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 岩手医科大学光野外科教室 |
Journal : | 日本胸部外科学会雑誌 |
Volume : | 14 |
Number : | 2 |
Page : | 114-129 |
Year/Month : | 1966 / 2 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 日本胸部外科学会 |
Abstract : | 「第1章 緒言」Fallot四徴症に対する手術方法の主なものは鎖骨下動脈1)または大動脈2)を肺動脈に吻合する吻合手術方法, 盲目的3)4)または直視下5)に狭窄を切開または切除する方法, およびいわゆる根治手術などである. このうち前2者はいわば対症的な手術で手術効果は必ずしも満足しうるものではないため6)7)8), 肺動脈狭窄を完全に除去すると同時に, 心室中隔高位欠損を閉鎖するいわゆる根治手術が最も理想的な手術方法とされている. このうち心室中隔高位欠損の問題は, 内外諸家の多数の研究9)~15)により, 多くの解明がなされているが, 肺動脈狭窄の完全な除去については未解決な問題が少なくない. 特にFallot四徴症では, 大部分が円錐部狭窄であるため十分且つ確実に狭窄を除去することはしばしば困難であるうえに, 流出路全体, ことに肺動脈弁輪の高度の発育不全のある場合には, 狭窄の完全除去は殆んど不可能である. |
Practice : | 臨床医学:外科系 |
Keywords : |