アブストラクト（14巻2号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 恒温熱血流計の試作と上大静脈, 右肺動脈吻合の血行動態 |
|---|---|
| Subtitle ： | 原著 |
| Authors ： | 藤田哲弥, 高橋雅俊 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 東京医科大学大学院外科第2講座 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 14 |
| Number ： | 2 |
| Page ： | 179-196 |
| Year/Month ： | 1966 / 2 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 「I. 恒温熱血流計の試作」「I. はじめに」心臓血管外科の発展にともない血行動態の研究が広く開発されて, 血圧の変動に他に血流の測定も重要視されるようになつたが, 血流測定に関しての困難性は血管の径が一様でないこと, 血管壁の弾性, 血液め粘調度, 血液の有形成分の諸因子が複雑に関与することでいまだ臨床上簡便に使用出来る血流計の出現をみていない. 血流速度を直接測定する方法としては, 今までRein1)のThermo-stromuhr, Ludwigの血流計rotameter, 電磁流量計2), Bristle型血流計, 圧差流量計, ならびに超音波流量計などがあるが, これら装置の欠点は測定する部位の血管を切断して測定器をSegmentalに接続させるものである. 電磁流量計については, その測定する血管径の大小に合致する種々の大きさのピツクアツプが必要であり, 測定部位の血管の周囲を完全に剥離しなければならない. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
