アブストラクト（14巻5号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 低体温人為心室細動下心臓内手術前後の心電図学的研究 |
|---|---|
| Subtitle ： | |
| Authors ： | 八子柳一, 本多憲児 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 福島県立医科大学本多外科教室 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 14 |
| Number ： | 5 |
| Page ： | 409-426 |
| Year/Month ： | 1966 / 5 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 「緒言」直視下心臓手術時の任意心動停止法には成書1)記載の如く(1)anoxic cardiac arrest. (2)薬物による心動停止法. (3)低体温による心動停止法. (4)人為心室細動法の4種がある. 之等の任意心動停止法のうち人為心室細動に就いては1952年Senning2)が初めて直視下心臓手術に利用し得ることを実験に報告, その後Glenn3)等, Juvenell4)等およびShumway5)等も冠潅流下においては人為心室細動法が優れた心動停止法であることを報告した. 本邦においては1955年本多6)等が低体温下における人為心室細動下心臓内手術の基礎的研究を行ない, 人為心室細動法は低体温下においても優れた心動停止法の1つであり, 術後に何等の障害をも残さぬことを報告した7)～14). 1960年Glenn15)は初めて臨床的に冠潅流下開心術に際し人為心室細動法を応用, 1963年Levy16)も同法により開心術を施行, 良好なる結果を得たと報告した. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
