アブストラクト(14巻9号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 稀釈体外循環の研究
Subtitle :
Authors : 四方光, 高橋雅俊
Authors(kana) :
Organization : 東京医科大学外科教室
Journal : 日本胸部外科学会雑誌
Volume : 14
Number : 9
Page : 1026-1040
Year/Month : 1966 / 9
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 「第1章 緒言」開心術の手段としてGibbon1)2)Kay-Cross3)4)らによつて開発された人工心肺装置は, その後多くの基礎的, 臨床的研究により, 今日ではほぼ完成の域に到達しているが, これには4l前後の血液を必要とする. したがつて大量の新鮮ヘパリン加血の入手に困難を招くこともある. 他方, 大量の血液使用による体外循環の弊害として血清肝炎, あるいは赤血球のsludgingによる末梢循環不全も注意されるようになつた. その対策として, 装置内充填血液の代用血漿による稀釈体外循環がGoldan5)(1954)らによつて開拓され, さらに赤血球凝集が予防される点も注目されて来た. その後, Nepture6)7)(1959), Zuhdi8)9)(1960), Nevill10)(1964)らは無血充填体外循環を, Long11)(1961), :Lillehei12)(1962), Hellstron13)(1963), Cooley14)(1962)らはRheomacrodexを使用したhemodilutionを発表している.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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