アブストラクト(14巻11号:日本胸部外科学会雑誌)
Title : | 乳児心室中隔欠損症における心電図と血行動態の関連性 |
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Subtitle : | |
Authors : | 石沢栄次, 葛西森夫 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 東北大学医学部葛西外科教室 |
Journal : | 日本胸部外科学会雑誌 |
Volume : | 14 |
Number : | 11 |
Page : | 1238-1252 |
Year/Month : | 1966 / 11 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 日本胸部外科学会 |
Abstract : | 「緒言」先天性心疾患の診断, およびその重症度の判定には心電図は優れた手段であり, 心室中隔欠損症においてもその診断的価値は多くの報告の認める所であるが, 心電図と血行動態の関連性については意見の不一致がみられる1)~17)20)~23)25). 心臓外科の進歩は外科的治療の対象を乳児に拡大しつつあるが, 乳幼児では胎生期の肺血管構造が生後6カ月~4才頃迄持続し, 年長児, および成人の血行動態とは違つた動態を示すと考えられるので, 乳児心室中隔欠損症における心電図は年長児, 成人のそれとは異つた所見を呈す事が予想される. 本論文においては乳児心室中隔欠損症の心電図がどの程度, 血行動態を表現するかを1才以上年長児と対比しつつ検討したので報告する. 「第1章 研究対象, ならびに研究方法」「第1節 研究対象」 本研究において検討した症例はすべて葛西外科教室において手術を施行し, 心室中隔欠損症の診断を確認した症例である. |
Practice : | 臨床医学:外科系 |
Keywords : |