| Title ： |
肺結核外科的療法後の就労に関する研究 第II報 転職の実態, 就労の可否について |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
小熊吉男*1, 安野博*1, 吉田泰二*1, 鈴木広平*1, 木下巌*1, 太田幸吉*1, 伊地柴敏*1, 阿久津絹江*1, 井村价雄*1, 矢島嶺*1, 青木正和*1, 塩沢正俊*1, 宮下脩*2, 久留幸男*2, 日下部暘*3, 田中益雄*3, 岩間定夫*4, 松田美彦*4, 香取庸平*5, 原明道*5, 土屋昭一*6, 平田正信*6, 久保田千里*7 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
*1結核予防会結核研究所附属療養所, *2結核予防会保生園, *3神奈川県立長浜療養所, *4静岡県立富士見病院, *5中河原病院, *6久我山病院, *7群馬中央総合病院 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
15 |
| Number ： |
8 |
| Page ： |
895-903 |
| Year/Month ： |
1967 / 8 |
| Article ： |
原著 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
「緒言」第1報では肺結核外科的療法後の就労率, 未就労例の実態などについて検討したが, 今回は転職例の実態, 就労後の悪化, 就労の可否などについて検討を試みた. 「対象および研究方法」 対象例は第1報と同様である. ここにいう転職とは術前と異なる企業体に就職した場合をいい, 悪化率は100-person-half-yearで表わした. 最大労作能力はBicycle-Ergometerを用いて測定したが, 恒常状態を示す最大運動負荷酸素消費量よりRMRを算出し, このRMRを似てその個体の最大労作能力とした. 「成績」 I 転職の実態 A 転職率 未就労例および退所後の予後不明例を除いた肺切除1,924例, 胸成365例を研究対象として転職率をみると, 表1のごとく, 肺切除群では9.0％(174例), 胸成術群では6.0％(22例)を示し, 肺切除群の方が, 胸成群よりも高率である. しかしながら, 男女間には差がなく, 肺切除群ではそれぞれ8.9％(128例)9.5％(46例)胸成群ではそれぞれ6.8％(18例)5.1％(4例) a 年令別の転職率 年令別に転職率をみると図1のごとく肺切除群では30～39才(7.4％)40～49才(5.3％)のものが, 19才以下例(14.4％)60才以上例(50.0％)に比して低率である. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
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