アブストラクト（15巻2号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 肺結核に対する肋膜肺全剔除術の適応と手術成績 |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 池内広重*,**, 槇哲夫*, 矢吹清一** |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | *東北大学医学部槇外科教室, **国立宮城療養所外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 15 |
| Number ： | 2 |
| Page ： | 126-137 |
| Year/Month ： | 1967 / 2 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 「I 緒言」膿胸を合併した1側高度病変を有する肺結核に対しては, 膿胸嚢と罹患肺を一括剔出する肋膜肺全剔除術pleuro-pneumonectomyが根治療法であることは論を俟たない. しかし本手術は侵襲が過大であり, 対象症例のpoor riskを考慮に入れ一般に姑息的療法が行なわれる傾向がある. 欧米では1952年にJ.Daems＆.R.Pannier1)により12例のpleuro-pneumonectomyが報告されて以来, Hertzog2), Naef3), Chalnot4), Varola5), Forster6), Bical7), Witz8), Cornet9), DeBeaujeu10), Longefait11), およびMilloy12)などの報告をみるが, 症例の多いものでも70例2)である. 本邦では1953年に八塚, 河野13)により結核性膿胸に関する新治療法の経験として5例の本手術症例を報告している. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
