アブストラクト(15巻2号:日本胸部外科学会雑誌)
Title : | 人工大動脈弁に関する実験的研究 |
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Subtitle : | |
Authors : | 南川紀, 橋本義雄 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 名古屋大学医学部第1外科教室 |
Journal : | 日本胸部外科学会雑誌 |
Volume : | 15 |
Number : | 2 |
Page : | 138-161 |
Year/Month : | 1967 / 2 |
Article : | 原著 |
Publisher : | 日本胸部外科学会 |
Abstract : | 「第I章 緒言」大動脈弁疾患に対する外科的療法は10数年前から報告され始め, 狭窄症に対しては僧帽弁狭窄症に対すると同様の手技で交連切開術が行なわれた(Bailey1), Harken2), Broch3)). しかしながら僧帽弁狭窄症の場合に比して成績は不良であつた. 大動脈起始部の拡張したため閉鎖不全となり, 弁自体はほぼ正常, あるいは比較的病変の少ないものに大動脈壁の縫縮を行なうPlication technique4)5)が行なわれたが, 弁の病変が著しいものには効果がなかつた. 1951年にはHufnagel6)によつてball valveが考案され下行大動脈への移植によつて約70%7)の血行を改善し心臓の負担を軽減するのに有効なことが認められ, 臨床的に用いられて理学的, 症候的に改善が認められ, かなり広く使用されるに至つた. 同時に下行大動脈へのHomotransplantation8)9)10), Autoplantation11)12)が行なわれたが, 特にすぐれた効果は得られなかつた. |
Practice : | 臨床医学:外科系 |
Keywords : |