アブストラクト(16巻2号:日本胸部外科学会雑誌)
Title : | 重量式Vinyl Sheet Disposable Oxygenator |
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Subtitle : | |
Authors : | 藤倉一郎, 榊原仟 |
Authors(kana) : | |
Organization : | 東京女子医科大学附属心臓血圧研究所 |
Journal : | 日本胸部外科学会雑誌 |
Volume : | 16 |
Number : | 2 |
Page : | 99-110 |
Year/Month : | 1968 / 2 |
Article : | 報告 |
Publisher : | 日本胸部外科学会 |
Abstract : | 「1. 緒言」人工心肺を用いた体外循環は直視下開心術にとつて, きわめて重要な方法である. 1953年Gibbonら1)の臨床応用以来十数年をへた今日, 一般化され, いたる所で実用に供されているが, 不備な点もあり改良されつつある. 著者らの教室でも1956年2)3)に始めて, 人工心肺による開心術に成功して以来, すでに2,000例の臨床例を経験している. 初期には気泡型人工肺, ついで水平円盤型人工肺4)5)6)を用いていたが, これと全く別に, ここに報告する重量式Vinyl Sheet Disposable Oxygenatorを開発し, 臨床応用するにいたつた. この人工心肺は次の如き特徴を有する. 従来, 種々の人工心肺が, 複雑な機構と準備や操作に人手を要し, 困難を感ずる場合があつたのにくらべて, 単純化された. あらかじめ消毒してあるので, 緊急手術にすぐ利用でき充填血液量が少なくてすむ. |
Practice : | 臨床医学:外科系 |
Keywords : |