アブストラクト(16巻5号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 胸管造影に関する臨床的ならびに基礎的研究
Subtitle :
Authors : 市場正敏, 篠井金吾, 早田義博
Authors(kana) :
Organization : 東京医科大学外科教室
Journal : 日本胸部外科学会雑誌
Volume : 16
Number : 5
Page : 525-543
Year/Month : 1968 / 5
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 「緒言」胸管の形態学的研究はすでに1908年Moist1), 1952年Davis2)によつて行なわれているが, これを胸管造影の面から眺めたのは1947年Emerson3), 1952年Celis and Porter4), および1956年Stranahan5)等である. その方法は開胸手術または剖検例について行ない, 解剖学的な検討を加えているが, 当時は臨床的に価値あるものとして意味づけられていない. 1952年Kinmonth6)7)が足背部より直接リンパ管内に造影剤を注入する方法を確立して以来, 急速にリンパ造影の研究が行なわれるようになつた. また油性造影剤8)9)の開発もともなつて, リンパ節およびリンパ管造影のみならず, 胸管造影も比較的容易に行なわれ, 臨床的に内外を問わず数多くの研究が行なわれている. リンパ造影の当初の目的はリンパ節造影であり, リンパ節えの悪性腫瘍の転移の検索に応用されていた10)11)12)13)14)15)16).
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
このページの一番上へ