アブストラクト（16巻6号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 人工気管移植に関する実験的研究 |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 黒須篤平, 篠井金吾 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 東京医科大学外科学教室 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 16 |
| Number ： | 6 |
| Page ： | 625-641 |
| Year/Month ： | 1968 / 6 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 「第I章 緒言」人体における疾病の1つとして腫瘍, 炎症, 外傷などにより器質的あるいは機能的な原因で, ある臓器に人体臓器としての機能荒廃が見られる場合, 当然荒廃部の切除が行なわれねばならない. しかし, 荒廃部の切除によつてその臓器の機能の復元が得られない場合には切除部位の補填として自家移植あるいは同種移植が行なわれており, これらは日常われわれ外科医の行なつている胃, 腸, 食道および血管移植などである. しかし, 自家および同種移植も臓器によつては抗原抗体反応の問題が解決されていない今日, 末だに実験的段階にすぎないものが多い. 此のような例に対して容易に人工臓器で代用でき, それによつて満足な結果が得られるならば理想的である. 最近, 科学技術の成長と相まつて医学の分野でも人工心肺の応用あるいは各種化学線維による代用血管, 人工腎臓, 人工肝, 人工弁, 人工膜, 人工卵管および人工食道などの人工臓器の利用は目ざましいものがあり, これらのなかにはすでに日常成功裡に用いられているものも少なくない. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
