アブストラクト(18巻7号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 5才未満症例の開心術における単純超低体温法の適応について
Subtitle : 原著
Authors : 山下淳平, 岡村宏, 松岡淳夫, 相楽恒俊, 中村常太郎, 瀬崎登志彰, 小林晴夫, 細井靖夫, 遠藤毅, 松本博雄
Authors(kana) :
Organization : 千葉県立心肺センター鶴舞病院外科
Journal : 日本胸部外科学会雑誌
Volume : 18
Number : 7
Page : 674-683
Year/Month : 1970 / 7
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 「I. 緒言」 心疾患の外科治療は長足の進歩を遂げ, その開心術に対する患者管理法として, 人工心肺法, 低体温法, この両者の併用による法などがあるが, 管理法に改良が加えられた現在では, その管理に修熟し, その状態下の病態生理を十分に理解しておれば, いずれの方法でも安全に手術治療の目的を達成し得る段階にいたつている. しかし, 5才末満例での開心術に対しては末だ全く安全とはいえず, 種々の問題を含んでおり, とくに最近では, 心肺性危機を伴つた発育不良の重症の乳幼児が激増して来ている. そこで今回はこれら5才末満症例の開心術に対する有力な管理法としてのわれわれの行なう単純超低体温法実施上の重要点について種々検討を加えたので報告する.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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