アブストラクト（19巻10号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 大動脈弁閉鎖不全を伴つた心室中隔欠損症の研究－手術症例の検討－ |
|---|---|
| Subtitle ： | 原著 |
| Authors ： | 川島康生, 藤田毅, 宮本巍, 内藤泰顕, 野村望, 森透, 堀口泰範, 岡本重一, 森護, 団野迪昭, 橋本聰一, 筆本由幸, 三田紀行, 永井勲, 竹井康純, 城忠文, 広瀬一, 加藤正明, 北村惣一郎, 高野久輝, 曲直部寿夫 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 大阪大学第1外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 19 |
| Number ： | 10 |
| Page ： | 1009-1018 |
| Year/Month ： | 1971 / 10 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 「1. 緒言」 大動脈弁閉鎖不全症（AI）は心室中隔欠損症（VSD）に合併する最も重要な合併症の1つであり, かつその頻度も高率である. またこれが高度となると, 心室中隔欠損症としては比較的軽症であつても次第に左心不全症状を呈するに至る. かかる比較的晩期の症例の外科的治療には弁修復術または弁置換術を要し, その成績は単純なVSDに比べれば不良であるといわざるを得ない. したがつてAIを合併せる心室中隔欠損症の外科治療に関しては単純な心室中隔欠損症のそれとは別個に考慮すべきものと考えられる. 今回は教室において経験した大動脈弁閉鎖不全を伴つた心室中隔欠損症（VSD＋AI）の手術例を検討し, その手術方法, 手術適応および本症に対する予防的措置を中心として考察を加えたので発表する. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
