アブストラクト（20巻1号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 異常位心の外科治療-右胸位心- |
|---|---|
| Subtitle ： | 症例報告 |
| Authors ： | 安喰弘, 草島勝之, 池田晃治, 和田寿郎 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 札幌医科大学胸部外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 20 |
| Number ： | 1 |
| Page ： | 61-67 |
| Year/Month ： | 1972 / 1 |
| Article ： | 報告 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 「はじめに」心臓の位置異常は先天性心疾患中比較的多く見られ, とくに右胸位心はKeith1)らは1.9%に見られるとしており, 本邦では蒲池2)らは全人口中の右胸位心発生頻度は0.04%であると報告している. 昭和46年6月末までに著者らの施行した先天性心疾患手術例約4,700例中右胸位心症例は33例(約0.8%)であった. 先天性異常心であっても他の心奇形を合併しないものや, 複雑な心奇形のため生後間もなく死亡するものまで, その合併心奇形の程度は種々であり, これら異常位心の診断, 分類, 合併心奇形に対する外科治療を報告し, さらに本邦の文献に報告されている症例についても合せ報告する. 「用語」異常位心に関する用語は混同されやすく, 本論文で使用する用語を以下のごとく統一し一括述べる. Dextrocardia 右胸位心 Mesocardia 中間位心 Levocardia 左胸位心 Cardic loop 心室環 d-loop d-環 l-loop l-環 (環を"索"として記載している報告もある3). ) |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
