アブストラクト(20巻9号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 自然弁による三尖弁置換の研究
Subtitle : 原著
Authors : 三原康生, 砂田輝武
Authors(kana) :
Organization : 岡山大学医学部第2外科教室
Journal : 日本胸部外科学会雑誌
Volume : 20
Number : 9
Page : 693-708
Year/Month : 1972 / 9
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 「第1章 緒言」房室弁膜疾患に対する外科的治療として, 交連切開術1)2), 弁輪縫縮術3)12)13)14)19)等が行なわれているが, これらは一時的な弁機能の回復は得られても長期の予後は必ずしも満足すべきものではなく, またこれらの方法は弁変化の少ない軽症例には適応して, 弁尖の石灰化, 硬化, 肥厚, 腱索の短縮等弁機能の荒廃した重症例およびエプシュタイン病などの先天性弁奇型に対しては直視下開心術による代用(人工)弁の完全置換のみが有効な方法と考えられ, ball弁, disc弁, leaflet弁, などの各型の人工弁の開発が進められ, すでに広く臨床応用の段階に至っている. また人工弁の開発と併行して, その欠点を補う意味もかねて, 心膜4)~7)15)~18), 筋膜8)~11)22)~24), 静脈20), 横隔膜21)などの自家組織および自然弁(同種・異種)の研究, 利用がなされるようになってきた.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
このページの一番上へ