アブストラクト（21巻1号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | Fallot四徴症根治手術後の心電図変化 |
|---|---|
| Subtitle ： | 原著 |
| Authors ： | 永田昌久, 阿部稔雄, 弥政洋太郎, 福慶逸郎 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 名古屋大学医学部第1外科学教室 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 21 |
| Number ： | 1 |
| Page ： | 32-39 |
| Year/Month ： | 1973 / 1 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | Fallot四徴症の心電図は, 通常右軸偏位および右室肥大を示し, 短絡手術後には左室仕事量の増加により左室成分の増大をきたすことはよく知られている. 開心術による根治手術後は, 右房, 右室負荷は減少し, 左室仕事量は増加して, これにともなう心電図変化がみられる. また根治手術後には, 房室ブロックをはじめとして種々の不整脈や心室中隔欠損孔閉鎖のさいの伝導系損傷による心室内伝導障害がみられ, しばしば予後に影響を与える. Fallot四徴症根治術後の心電図変化の分析を行なった報告はあまりない. 本論文は, Fallot四徴症根治術後長期遠隔例の心電図を術前より追跡調査し, その心電図変化の成因, 遠隔成績におよぼす影響等につき考察を行なったものである. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
