アブストラクト(21巻7号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 肺門型早期癌の病理と臨床
Subtitle :
Authors : 宮沢直人1), 下里幸雄2), 末舛恵一3), 尾形利郎3), 米山武志3), 成毛韶夫3), 池田茂人4), 鈴木明5)
Authors(kana) :
Organization : 1)国立がんセンター胸部外科, 2)国立がんセンター病理, 3)国立がんセンター外科, 4)国立がんセンター気管食道科, 5)国立がんセンター内科
Journal : 日本胸部外科学会雑誌
Volume : 21
Number : 7
Page : 688-699
Year/Month : 1973 / 7
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 肺門に近い気管支に発生した小型肺癌の切除例, 6例の病理と臨床をまとめて報告する. 病理学的には, 全例が扁平上皮癌で, 癌浸潤は気管支壁内に留まつていたのが, 6例中5例の大部分で, また2例には肺内多発癌の所見をみた点等があげられる. 臨床的には, すべて男性, 高年令, 重喫煙者で, 主訴は血痰といつた共通点がみられ, この点は, このような症例の発見に有力な手がかりになると思われる. 葉または区域気管支壁に発生して内腔に発育する小型の肺癌, その癌浸潤が気管支外膜をこえないもの6例の切除標本を病理学的に検討し, 臨床像との相関を考按したので報告する.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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