アブストラクト（22巻1号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | Carpentier-Edwards Mounted Xenograftによる僧帽弁置換の臨床経験 新しい人工弁：Bioprosthesis. |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 田中二仁, 平塚博男, 松本学, 小原邦義 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 国立大阪病院循環器外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 22 |
| Number ： | 1 |
| Page ： | 42-47 |
| Year/Month ： | 1974 / 1 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 「緒言」1955年Hufnagelら1）がボール型人工弁を発表して以来多くの工夫改良がなされ, 血栓症その他の合併症の発生も漸次低下してきた. 一方, 自然弁の利用も1956年のMurrayら2）に始まつて種々の方法が試みられている. しかし, われわれ臨床家はより一層信頼度の高い代用弁の出現を望んでいる. 最近, Carpentierらは異種弁の処理保存法を工夫して優れた成績をあげている3）～7）. われわれはこの“自然弁を用いた人工弁”による僧帽弁置換を経験し, 良好な結果を得たので報告する. 「症例」浅○○子, 33才, 女性. 11歳ごろリウマチ熱に罹患, その後しばしば両側膝関節炎があつた. 入院の約10ヵ月まえ, 妊娠3ヵ月のころ, 軽い運動で動悸息ぎれを覚え, 脈の乱れに気づいた. 5ヵ月後に正常分娩. さらに5ヵ月後本院内科に入院, 僧帽弁狭窄兼閉鎖不全症として治療をうけた. 心尖部から左側胸にかけて高調の収縮期雑音（3/6度）と低調の拡張期雑音（2/6度）が聴取された. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
