| Title ： |
縦隔悪性リンパ腫症例の検討 |
| Subtitle ： |
原著 |
| Authors ： |
中原数也*1, 正岡昭*1, 前田昌純*1, 門田康正*1, 竹村政通*1, 谷靖彦*1, 清家洋二*1, 曲直部寿夫*1, 井上俊彦*2, 菊井正紀*3 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
*1大阪大学医学部第1外科, *2大阪大学医学部放射線科, *3大阪大学医学部第1病理 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
23 |
| Number ： |
7 |
| Page ： |
819-832 |
| Year/Month ： |
1975 / 7 |
| Article ： |
原著 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
悪性リンパ腫の経過中に縦隔陰影を呈してくるいわゆる縦隔悪性リンパ腫は縦隔腫瘍の中でも頻度の高い疾患であり, 縦隔疾患をあつかう胸部外科医はしばしば経験する. 当科では昭和48年末までに57例の縦隔悪性リンパ腫を経験したが, これは全縦隔腫瘍中約20%をしめていた. 57例中56例を追跡調査したが5年生存率は13.6%と劣悪であった. 本邦の悪性リンパ腫は予後の悪い細網肉腫やリンパ肉腫が多く, ホヂキン氏病, 持に予後のよい結節硬化型の多い欧米症例と対照的であった. また胸腺腫や小細胞性未分化癌との組織学的鑑別が明確でなく, 今後の問題として重要であると思われる. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
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