Title : |
体外循環下開心術中のcortisol, LH, prolactin, の変動に関する研究 |
Subtitle : |
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Authors : |
横田博雅, 川島康生, 橋本聡一, 高野久輝, 奥田彰洋, 曲直部寿夫, 大西利夫*, 青野敏博**, 松本圭史*** |
Authors(kana) : |
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Organization : |
大阪大学医学部第1外科, *大阪大学医学部臨床検査部, **大阪大学医学部産科婦人科, ***大阪大学医学部第2病理 |
Journal : |
日本胸部外科学会雑誌 |
Volume : |
24 |
Number : |
12 |
Page : |
1528-1532 |
Year/Month : |
1976 / 12 |
Article : |
原著 |
Publisher : |
日本胸部外科学会 |
Abstract : |
人工心肺使用下開心術においては, 一般の外科手術侵襲以外に, 体外循環という生理的循環とは異なった状態に生体は置かれる. すなわち生体にとっては, 手術によるストレスに加えて体外循環によるストレスも加えられた状態と考えられる. そこで, 一般外科手術時に分泌亢進して来ると報告されているホルモンの2)~5)内, cortisol, LH, prolactinについて開心術を通じて, その血中での変動について検討した. その変動パターンより生体が体外循環に対してどのように適応しているのかを検討した. 1)cortisol, prolactinは体外循環開始直前には高値であり, この時期に体外循環を開始したが, 体外循環中および体外循環終了後も分泌が認められた. 2)LHは体外循環開始前には, 術前日(control)値迄低下していた. この時期に体外循環が開始されたが, 体外循環中および体外循環終了後も変化しなかった. 故にこれらストレスホルモンの分泌よりみれば, 生体は体外循環に良く適応した状態であると考えられた. |
Practice : |
臨床医学:外科系 |
Keywords : |
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