アブストラクト(25巻2号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : 僧帽弁置換術後のperiprosthetic leakとcloth wearの経験
Subtitle : 症例
Authors : 野沢達郎1), 山本省吾1), 相沢忠範2), 本田正樹2), 川田志明3), 小出司郎策3), 日野原茂雄4)
Authors(kana) :
Organization : 1)平塚市民病院循環器外科, 2)平塚市民病院循環器内科, 3)東海大学外科, 4)東海大学内科
Journal : 日本胸部外科学会雑誌
Volume : 25
Number : 2
Page : 190-194
Year/Month : 1977 / 2
Article : 報告
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 「はじめに」人工弁置換後の血栓塞栓症は発生頻度も高く, 重大な合併症として従来から問題とされ, また同時に手術手技と関連してPeriprosthetic leakが数は少ないが, 人工弁にいつまでもつきまとう合併症として注目されてきた. Starr-Edwardsボール弁において血栓塞栓症の防止のためcloth coverがmodel6,300(僧帽弁用)model2,300(大動脈弁用)以後に採用されてから血栓塞栓症の発生を減少させ得たが, 一方ではcloth wearという合併症を新たに生じてきた. 著者らは, Starr-Edwardsボール弁の僧帽弁置換術後のperiprosthetic leakに対し, 再手術を行ったところ, erifice cloth wearの合併を認めた1例を経験したので, 臨床経過を報告し, 文献的考察を行った. 「症例」K.M. 62歳, 男子, 会社員.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords :
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