| Title ： |
新しい呼吸管理 Adaptive Assisted Ventilation （AAV）による Automatic Weaning 第1報 概念と臨床応用 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
日野恒和, 石井潔, 飯田良直, 開沼康弘*, 富野哲夫*, 林久恵* |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
山梨県立中央病院心臓外科, *東京女子医大心研外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
26 |
| Number ： |
8 |
| Page ： |
926-933 |
| Year/Month ： |
1978 / 8 |
| Article ： |
原著 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
Respiratorよりのweaningの過程において, 患者の換気需要は刻々変化するので, これに正確に応答して呼吸補助するsystemが必要である. 従来のweaning法は調節呼吸もしくは補助呼吸からいきなり自発呼吸を試みさせるという急激な呼吸環境の変化を起こさせるものであり非生理的である. 近年のIMV1), IDV2)3)などは患者の換気需要に比較的正確に応答しようとする試みであるが, 何らかの患者の換気需要の直接的情報を利用するものではなく, 機械的換気数を医師が設定するため, 需要と供給の関係にgapの出る場合があり患者自身のself control14)が不可欠である. われわれは換気需要の情報は気道内圧変化として現れると考え, これを増幅して一定レベルに達するもののみを有効として補助呼吸を与える方式を考案した. 本法では患者がhyperventilationをしようとすると補助呼吸が次第に増え, これを先取りし, その必要がなくなれば徐々に自発呼吸に移行する. また従来の補助呼吸やIMVに見られたfightingなども起らないように工夫されており, 装置も簡単なので今後試みられるべき方法と考える. なお本法は患者の需要にRespiratorが順応して応答するので, 暫定的にAdaptive Assisted Ventilation（AAV）と呼称した. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
換気需要, 気道内圧変化, fighting AAV |
