アブストラクト(26巻8号:日本胸部外科学会雑誌)

Title : わが国における気管気管支成形術の現況
Subtitle :
Authors : 石原恒夫, 菊地敬一, 井上宏司, 深井志摩夫, 武士昭彦, 加勢田静
Authors(kana) :
Organization : 慶応義塾大学外科
Journal : 日本胸部外科学会雑誌
Volume : 26
Number : 8
Page : 1007-1012
Year/Month : 1978 / 8
Article : 原著
Publisher : 日本胸部外科学会
Abstract : 1977年7月に気管気管支成形術の現況を調査した. 気管成形術は195例に行われていた. 対象は気管切開後の気管狭窄例がもっとも多く, 61例が気管成形術をうけていた. ついで甲状腺癌の気管浸潤例が44例, 外傷が42例, 原発性気管癌が37例, 良性腫瘍が4例その他が7例この手術をうけていた. 術式では管状切除, 端々吻合が96例に行われていた. 人工気管の利用が6例, メッシュによる補填が13例みられた. 気管支成形術は288例に行われていた. 肺癌157例, 結核性瘢痕狭窄70例, 外傷26例, 良性腫瘍14例, その他18例であった. 術式では管状切除, 端々吻合がもっとも多く, 75%の症例がこの術式で気管支を再建されていた. この論文は全国調査によってえられた資料を集計し, 分析したものである.
Practice : 臨床医学:外科系
Keywords : 気管気管支成形術, 気道再建手術
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