| Title ： |
新しい呼吸管理Adaptive Assisted Ventilation(AAV)によるAutomatic Weaning 第2報 開心術症例に対するAutomatic Weaning |
| Subtitle ： |
原著 |
| Authors ： |
日野恒和*, 石井潔*, 飯田良直*, 開沼康博**, 富野哲夫**, 林久恵** |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
*山梨県立中央病院心臓外科, **東京女子医大心研外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
26 |
| Number ： |
10 |
| Page ： |
1214-1221 |
| Year/Month ： |
1978 / 10 |
| Article ： |
原著 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
前回Adaptive Assisted Ventilation(AAV)によりRespiratorよりのweaningが可能な事を論じた. 今回automatic weaningのできた開心術症例約20例について, 血行動態ならびに血液ガス分析を経時的に施行した. 血圧, 心拍, C.O.はAAVの全経過を通じて統計的に有意な変化を示さなかったが, 左房圧, CVPはAAV開始とともに減少し, 抜管後上昇した. これはAAV開始により気道内圧が減少したり, 肺血管抵抗が減少するためと思われるが, AAVが呼吸負荷とならないために上記の変化が素直に表現されたものと思われた. またPaO2, PaCO2はAAV開始前は上下にばらついていたが, 補助呼吸が減少するに従い正常値近辺に収歛する傾向がうかがえた. これは補助呼吸に対するselfcontrolの結果と考えられ, 血行動態的にも血液ガスの変化からも生理的なweaning法であると考えられる. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
AAV, automatic weaning, 呼吸負荷, seilf control |
