アブストラクト（27巻2号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | ペースメーカー心内膜電極の寿命 |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 横山正義, 柳沢正敏, 和田寿郎 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 東京女子医科大学日本心臓血圧研究所外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 27 |
| Number ： | 2 |
| Page ： | 161-163 |
| Year/Month ： | 1979 / 2 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 昭和42年以来ペースメーカー植込み300症例のうち, 心内膜電極を使用したものは251例である. これら心内膜電極の使用期間, 合併症より, 心内膜電極の寿命を検討した. 電極の合併症として, 電極の離脱, 移動は除外し, 電極の断線, 電極の被覆磨耗, 域値上昇などについて検討した. その結果, 現在, 市販されているペースメーカー心内膜電極寿命は, 断線のみを考慮すると, 5年寿命は98パーセント, 9年寿命は92パーセントであり, 電極断線のほか, 電極の被覆磨耗, 域値上昇等も電極合併症として考慮すると5年寿命は97パーセント, 9年寿命は86パーセントとなる. これらのことから, 現在の心内膜電極は, 臨床上, 十分, 長期間使用できると考える. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： | 心内膜電極, ペースメーカー合併症, 電極の断線, 域値上昇. |
