| Title ： |
大動脈縮窄病変を伴った大動脈弁閉鎖不全症の外科治療 |
| Subtitle ： |
症例 |
| Authors ： |
数井暉久, 岡本史之, 山岸真理, 大野猛三, 堀江信治, 杉木健司, 田中信行, 小松作蔵 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
札幌医大胸部外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
27 |
| Number ： |
2 |
| Page ： |
224-229 |
| Year/Month ： |
1979 / 2 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
定型あるいは異型大動脈縮窄症を伴う大動脈弁閉鎖不全症はしばしば認められ, かつ両病変に対して外科治療を必要とする重症例も稀ではない. 30歳女性で大動脈炎症候群に起因する異型大動脈縮窄症に大動脈弁閉鎖不全を合併した症例に対して一期的に大動脈弁置換術と人工血管による上行大動脈-左総腸骨動脈バイパス術を施行し, 術後著明な血行動態の改善をみとめた症例を報告した. また本症例を含めて大動脈縮窄病変（定型I例, 異型3例）を合併する大動脈弁閉鎖不全症4例についてその病態像, 外科治療および問題点などについて検討した. なお大動脈炎症候群に起因する異型大動脈縮窄症を伴った大動脈弁閉鎖不全症例に対しては, 術後の合併症を予防する意味からも, 手術時期, 手術手技および術後管理の重要性について述べた. 「I はじめに」定型あるいは異型大動脈縮窄症を合併する大動脈弁閉鎖不全症で両病変に対する外科治療が必要となる重症例はすくなからず存在する. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
異型大動脈縮窄症, 大動脈弁閉鎖不全症, 人工血管バイパス術. |
