アブストラクト（27巻11号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 漏斗胸の手術成績―金属strut固定を伴う胸骨挙上術― |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 正岡昭, 前田昌純, 門田康正, 中原数也, 大嶋仙哉, 谷靖彦, 清家洋二, 中岡和哉, 谷岡恒雄, 籠谷勝巳, 川島康生 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 大阪大学医学部第1外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 27 |
| Number ： | 11 |
| Page ： | 1491-1497 |
| Year/Month ： | 1979 / 11 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 漏斗胸27例に対し, 矯正手術を施行した. 手術術式内訳は, 胸骨挙上法（Brown I法）1例, キルシュナー綱線による固定を伴う挙上術3例, 胸骨飜転術1例, キルシュナー鋼線固定＋体外牽引術1例, 胸骨矯正ストラットによる固定術21例である. 胸骨矯正ストラット固定術の術式は, 変形肋軟骨外縁で, 正常部を切離し, 変形肋軟骨は切除することなく, 楔状切除縫合により矯正する. また胸骨は, 後面横方向と縦方向の骨切開を行い, その変形を矯正する. ついで金属ストラット2本を, 第4, 5肋軟骨に架橋し, 挙上胸壁を支持する方法である. この方法により, 患者側評価は, 大変よい6例, 良い10例, やや良い3例, 不満1例の内訳であり, 創感染3例, ストラット移動2例の合併症がみられた. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： | 漏斗胸, 胸骨挙上術, strut固定法 |
