| Title ： |
心大血管内, あるいは気管支内異物除去に対する今野式心筋bioptomeの応用 |
| Subtitle ： |
症例 |
| Authors ： |
山口繁, 会田博, 岩波洋, 中島昌道, 坂本滋, 安西吉行, 渡辺和朗, 湯浅幸吉 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
金沢医科大学第1外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
30 |
| Number ： |
2 |
| Page ： |
240-246 |
| Year/Month ： |
1982 / 2 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
今野式心筋bioptomeは心筋症などの診断に対する心内膜生検用として考案されたものであるが, 著者らは今日急増しつつある医原性心血管内異物除去, 更に気管支内異物除去に対しbioptomeを使用し容易に摘出に成功したので, これまでの文献上の異物除去例と合わせて検討してみた. 症例1. 68歳女. IVHシラスコンカテーテル挿入中誤って切断, カテーテル先端は下大静脈内に残留し, 当科へ除去を依頼された. 右大腿静脈よりbioptomeを挿入し把持抜去した. 症例2. 10ヵ月男児. 川崎病の診断で心臓カテーテルアンギオグラフィー中, 大動脈内でpig tailカテーテルが断裂し, 当科へ除去を依頼された. 検査に使用していた右大腿動脈よりbioptomeを挿入し下行大動脈内に遺残していたカテーテルを把持摘出した. 症例3. 5歳男児. 歯科にて治療中義歯を誤飲し緊急入院した. 気管内挿管全身麻酔を行いX線透視下にbioptomeで摘出した. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
心大血管内異物除去, 気管支内異物除去, 心内膜心筋生検法, 心内膜心筋生検鉗子 |
