アブストラクト（31巻4号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 乳幼児用人工心肺装置の開発(基礎編) |
|---|---|
| Subtitle ： | 原著 |
| Authors ： | 副島健市1), 今井康晴1), 高梨吉則1), 本多正知1), 石原和明1), 福井康裕2), 小林昭2) |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 1)東京女子医科大学付属日本心臓血圧研究所外科, 2)東京電機大学理工学部 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 31 |
| Number ： | 4 |
| Page ： | 464-468 |
| Year/Month ： | 1983 / 4 |
| Article ： | 原著 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 乳幼児期特に新生児期の開心術は, その補助手段の進歩に伴い, 盛んに行われつつあるが, その補助手段法にも限界があるため, いまだ満足な成績を得ていない. 我々はより生理的で, また微細で正確な操作を行うことのできる人工心肺装置を, これらの乳幼児の開心術手術成績向上のため開発してきた. 本装置は, pulse motorを用いることで送血は拍動流, 定常流どちらでも可能である. 更にcomputerにより, 生体の中心静脈圧, 血液リザーバの液面の高さ, 脱血回路のcollapse monitorを介して, 送血, 脱血の操作が正確に自動制御できる. また心電図のR波か動脈圧に同期して拍動流送血が可能である. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： | 人工心肺, コンピュータ, 拍動流, 自動制御 |
