| Title ： |
開心術後の高度脳神経障害(脳波所見による予後判定を中心に) |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
木曽一誠1), 東茂樹1), 前原正明1), 四津良平1), 林郁夫1), 石倉義弥2), 高塩洋3) |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
1)済生会宇都宮病院心臓血管外科, 2)産業医科大学第2外科, 3)産業医科大学精神神経科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
31 |
| Number ： |
7 |
| Page ： |
1097-1101 |
| Year/Month ： |
1983 / 7 |
| Article ： |
原著 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
過去10年間に我々が経験した開心術後の意識障害のある重症脳神経障害を検討した. (1) 意識障害の起き方によって3群に分類, I群(覚醒不良群)7例で2例死亡, II群(未覚醒群)6例で4例死亡, III群(覚醒後意識障害群)11例で8例死亡. その原因の多くは体外循環に求められるべきであろうが, 必ずしも明らかではなかった. (2) 昏睡～半昏睡に陥った20例の死亡は14例と高率であった. これらのうち脳波検査を行った13例について急性の脳のanoxiaに関してよく使われるHockaday分類で予後を検討した. Grade IV以上(すなわちδ波がdiffuse以上)では極めて予後不良で7例中6例死亡した. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
開心術後脳神経障害, 覚醒不良群, 未覚醒群, 覚醒後意識障害群, Hockaday分類 |
