| Title ： |
内臓錯位, 心室中隔欠損, 肺動脈弁及び弁下部狭窄を伴った修正大血管転位症｛I, D, D｝の1手術例 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
岡良積1), 宮本巍1), 清水幸宏1), 大橋博和1), 富田悦朗1), 前田信証1), 小川信行1), 村田透1), 山本忠生2), 岩崎忠昭2) |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
1)兵庫医科大学胸部外科, 2)兵庫医科大学第1内科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
31 |
| Number ： |
7 |
| Page ： |
1166-1175 |
| Year/Month ： |
1983 / 7 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
内臓錯位, 心室中隔欠損, 肺動脈弁及び弁下部狭窄を伴う修正大血管転位症(Van Praagh分類｛I, D, D｝, Cardell分類B4型)に対し手術を行い良好な結果を得た. 症例は16歳, 女子, チアノーゼを認め心陰影はlevocardiaであった. 手術は右房切開で卵円孔開存を閉鎖. 経右房的到達法では視野が不良であったため, 動脈側心室(解剖学的右室)を切開し, 直径19mmの膜様部心室中隔欠損孔をパッチにて閉鎖した. 左冠動脈が静脈側心室(解剖学的左室)流出路を走行していたため, 解剖学的左室心尖部より肺動脈幹に直径22mmのHancock弁付きconduitを縫着した. 術後は一過性の完全房室ブロックを呈しLOSに陥ったが術後1週間以降は順調に経過した. 自験例の報告とともに本症に対する手術々式上の問題点につき考察を加えた. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
修正大血管転位症, 内臓錯位, ｛I, D, D｝, Cardell B4型 |
