| Title ： |
Annuloaortic ectasiaに対するCabrol手術の経験 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
村上泰治1), 水取悦生1), 紀幸一1), 吉田英生1), 栗田啓1), 原史人1), 中山頼和1), 野村修一1), 多胡護1), 重信雅春1), 川上俊爾1), 名和清人1), 内田発三1), 妹尾嘉昌1), 寺本滋1), 谷崎眞行2) |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
1)岡山大学医学部第2外科, 2)国立岡山病院心臓血管外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
31 |
| Number ： |
9 |
| Page ： |
1436-1440 |
| Year/Month ： |
1983 / 9 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
Annuloaortic ectasiaに対するBentall手術は確立された感があるが, 冠動脈口と人工血管の吻合に際し止血が困難である, 仮性動脈瘤の発生が見られたなどの報告が見られる. 動脈瘤が大きく冠動口の変位の強い例, 大動脈解離が冠動脈口にまで及ぶもの, 大動脈壁の特に脆弱な例では冠動脈口と人工血管の吻合が困難である. 大動脈に用いる人工血管と冠動脈口の間に小口径の人工血管を用いるCabrolの手術は冠動脈口の吻合が確実で止血が容易であるという利点を有する. 我々は57歳男性のAnnuloaortic ectasiaに対しCabrol手術を行い良好な結果を得たので報告する. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
Annuloaortic ectasia, 嚢胞性中膜壊死, Cabrol手術 |
