| Title ： |
非解剖学的バイパスを用いた慢性解離性下行大動脈瘤切迫破裂の1治験例 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
秦紘, 庄村東洋, 福山守, 岡本交二, 薗潤, 岡田行功, 宮本覚, 西内素, 立道清, 吉栖正之 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
神戸中央市民病院胸部外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
31 |
| Number ： |
9 |
| Page ： |
1461-1467 |
| Year/Month ： |
1983 / 9 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
52歳女性, DeBakey IIIa型慢性解離性大動脈瘤に下行大動脈末梢の真性動脈瘤を伴う症例に対して, 上行大動脈-腹部大動脈(腎動脈末梢)間に永久的バイパスを作製し, 左鎖骨下動脈起始部末梢で下行大動脈を離断しその断端はテフロンフェルトで補強して縫合閉鎖した. また大動脈瘤の末梢側は血流を遮断せずに曠置した. 術後6カ月目に施行した大動脈造影では下行大動脈への逆行性血流はなく, 術後1年目及び1年8カ月目のCTで曠置された下行大動脈及び動脈瘤は血栓化していた. 本法は広範囲の下行大動脈解離や巨大な下行大動脈瘤の切迫破裂例の手術法の1つとして有力であると考える. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
解離性胸部下行大動脈瘤, 切迫破裂, 上行・腹部大動脈バイパス, 解離腔曠置, Body CT |
