| Title ： |
右胸心に合併したI, D, D, 修正大血管転位症の1治験例 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
益子健男1), 常本実1), 太田善義1), 島田宗洋1), 宇都宮英敏1), 山中英雄1), 永沼万寿喜2), 小池一行3) |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
1)国立小児病院心臓血管外科, 2)国立小児病院循環器科, 3)慈恵会医科大学心臓外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
31 |
| Number ： |
10 |
| Page ： |
1581-1586 |
| Year/Month ： |
1983 / 10 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
右胸心に合併したI, D, D, 修正大血管転位症はまれな疾患で, 刺激伝導系の走行に関しても不明な点が多い. 今回我々はこの疾患に対し経肺動脈, 経右房的にVSDを閉鎖し術後房室ブロックなどの刺激伝導障害を起こさずに経過した症例を経験したので報告する.大血管転位症(Transposition of the great arteries, TGA)のうち心房心室錯位を伴うものは修正大血管転位症(corrected TGA, 以下CTGAと略す)といわれ situs solitusの場合は刺激伝導系の異常な走行など外科治療上の問題点を有している. しかしsitus inversusに関しては報告例も少なく不明な点が多い. 今回我々は右胸心に合併した心房中隔欠損(ASD)心室中隔欠損(VSD)を伴うCTGA(I, D, D, )に対し経肺動脈, 経右房的にVSDを閉鎖し術後房室ブロックなどの刺激伝導障害を起こさずに経過した症例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
右胸心, 修正大血管転位症, 刺激伝導系, I, D, D |
