| Title ： |
僧帽弁置換術後早期における血管作動性プロスタノイドの変動 |
| Subtitle ： |
原著 |
| Authors ： |
竹田治土, 合田俊宏, 松倉裕美, 松波己, 安田慶秀, 酒井圭輔, 田辺達三 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
北海道大学医学部第2外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
33 |
| Number ： |
6 |
| Page ： |
873-877 |
| Year/Month ： |
1985 / 6 |
| Article ： |
原著 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
僧帽弁置換(MVR)後の血栓症の発生は術後早期から長期間にわたり重要な問題である. 我々は単独MVR10例の術後早期の凝固線溶系の変動を他の開心術群(ECC群), 縦隔腫瘍摘出群(対照群)と比較しつつ, PF-4, 6 keto PGF1α, TXB2, の面から検討した. PF-4はECC群で術後12～24時間後から下降するのに対し, MVR群では高値を維持し, 持続的な血小板顆粒からの放出反応が示唆された. 6 keto PGF1α/TXB2比はECC群で術後24時間後から上昇し正常値の1に近づくのに対し, MVR群では0.4～0.6と凝固能亢進の内部環境を形成していた. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
僧帽弁置換術, 血小板機能, 全血凝集能, Platelet factor 4, 6 keto PGF1α/TXB2比 |
