| Title ： |
Bentall手術後6年目にCabrol手術を施行したAnnuloaortic ectasiaの1例 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
多胡護, 名和清人, 喜岡幸央, 水取悦生, 妹尾嘉昌, 寺本滋 |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
岡山大学医学部第2外科 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
34 |
| Number ： |
2 |
| Page ： |
241-244 |
| Year/Month ： |
1986 / 2 |
| Article ： |
報告 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
マルファン症候群は種々の心血管系異常を合併するが, いずれも外科的治療を行わないと致命的である. 合併症の1つであるAnnuloaortic ectasiaについては, 手術法に関して現在まで多くの工夫がなされてきている. 大動脈瘤壁を一部残して上行大動脈と大動脈弁の置換を行う方法にかわって, 上行大動脈と大動脈弁をen blockに置換するBentall手術が現われ, 術後合併症が減少した. しかしBentall手術自体にも種々の問題があり, これらを改善する目的で, 冠動脈吻合に中口径の人工血管を用いるCabrol手術が報告された. 最近我々は, マルファン症候群, Annuloaortic ectasiaの診断でBentall手術を行った6年後にperivalvular leakageを発生したため, 再手術としてCabrol手術を行った症例を経験した. 両手術を比較し, 若干の文献的考察を加えて報告する. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
Annuloaortic ectasia, Bentall手術, Cabrol手術, 弁輪部縫合不全 |
