| Title ： |
人工心肺体外循環法に伴う血小板形態の変化の研究 |
| Subtitle ： |
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| Authors ： |
渡部幹夫, 忽滑谷通夫, 田中淳, 細田泰之, 湯浅晋治* |
| Authors（kana） ： |
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| Organization ： |
順天堂大学医学部胸部外科, *順天堂大学医学部輸血研究室 |
| Journal ： |
日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： |
34 |
| Number ： |
6 |
| Page ： |
812-817 |
| Year/Month ： |
1986 / 6 |
| Article ： |
原著 |
| Publisher ： |
日本胸部外科学会 |
| Abstract ： |
人工心肺体外循環法に伴う, 血小板の形態変化を走査電顕及び透過電顕にて観察した. 気泡型人工肺, ローラーポンプを用いた通常の体外循環を行った臨床症例16症例における体外循環前後の血液の直接グルタールアルデヒド固定によって作製した標本にて次の所見を得た. 走査電顕による観察では, 体外循環後に血小板凝集塊の高度の発育の所見がみられた. 透過電顕による観察では, 血小板α顆粒の胞体からの消失, すなわち脱顆粒の所見が強度であった. 体外循環時における血小板の保護の必要性が高いと考えられるが, 形態学的なこれらの変化を予防することが必要と言えよう. |
| Practice ： |
臨床医学：外科系 |
| Keywords ： |
人工心肺体外循環法, 血小板保護, 血小板形態, 血小板凝集放出反応, 電子顕微鏡 |
