アブストラクト（34巻11号：日本胸部外科学会雑誌）
| Title ： | 原発性悪性心臓腫瘍4例の経験 |
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| Subtitle ： | |
| Authors ： | 西元寺秀明, 森下靖雄, 山下正文, 湯田敏行, 下川新二, 平明 |
| Authors（kana） ： | |
| Organization ： | 鹿児島大学医学部第2外科 |
| Journal ： | 日本胸部外科学会雑誌 |
| Volume ： | 34 |
| Number ： | 11 |
| Page ： | 1974-1979 |
| Year/Month ： | 1986 / 11 |
| Article ： | 報告 |
| Publisher ： | 日本胸部外科学会 |
| Abstract ： | 1985年8月までに原発性心臓腫瘍の4手術例を経験した. 年齢は34～80歳（平均57歳）, 全例女性で, 全例に心不全がみられたが, 塞栓症状はなく, 2例に心嚢液貯留をみた. いずれも術前に悪性腫瘍の診断を得ておらず, 2例は腫瘍の房室弁への嵌頓により緊急手術を行った. 腫瘍の主病変は3例が左心房, 1例が右心房にあり, 全例広範な浸潤がみられ, 完全摘出は不可能であった. 術後経過は不良で, 術後2日から9ヵ月の間に全例死亡した. 病理学的診断は2例がrhabdomyosarcoma, 1例がround cell sarcoma, 1例がmalignant fibrous histiocytomaであった. |
| Practice ： | 臨床医学：外科系 |
| Keywords ： | 心臓悪性腫蕩, 横紋筋肉腫, 円形細胞肉腫, 悪性線維性組織球腫 |
